災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回は 災害用伝言板web171。災害時に運用開始されますが、毎月1日15日などに体験可能。
実際試して思うのは、事前に一度は試して登録しておくこと!
と言うのも、私は171に慣れていたものの、web171は数回試してやっとわかりました。
おそらく、見ただけではピンとこないはず。まず一回やってみれば、web171の流れがわかると思います。
連絡が取れず家族が不安になったとき、これは一つの連絡手段になります。
まず決めること
web171に利用者登録する人(電話番号)を決めておく。(例えば、父)
今後、父の電話番号などは登録画面の更新や削除の際、「鍵」になります。
利用する予定のある “ 家族のだれもがわかる電話番号 “ がいいですよ。
登録までの3ステップ
①web171を検索して出てくる最初の画面下、伝言板の登録・更新・削除を押し、
②新規の伝言板の登録を押せば登録画面に進みます。
伝言ボックスを作る
この登録画面が出てくるので、
②メールアドレス(父)
③パスワード
①〜③を入力したら次へ
連絡先を入れる
下の画面でメールの通知先をクリック(電話番号1件だけ登録するなら電話の通知先をクリック)
メールアドレスは最大10件まで登録可能。名前はひらがなで入力。
下へスクロールすれば電話番号の登録欄も出てきます。
“父の電話番号を知っているほかの人”にもわかるようにしたいなら許可する、ここに登録した人だけなら許可しないにチェック。
web171の最初の画面で電話番号の空白欄に父の電話番号を入れて「避難所にいます」と入力すれば、登録した全員にweb171から連絡がきます。
・おじいちゃんには非通知設定で電話がかかり、自動音声で内容を読み上げてくれる
登録の確認
空白欄に “ちち“と入力
↓
黒い部分に表示される内容に間違いないか確認
・メールの通知先の名前&アドレス(はは)
・電話の通知先の名前&電話番号(おじいちゃん)
登録するを押す。
伝言を入れたいとき
web171の最初の画面で、
①に父の電話番号を入れ、②を押し、
名前と安否にチェックを入れ(伝言100文字まで可)、鉛筆マークがついた登録を押せばOK!これで登録した全員に連絡がきます。
伝言をみたいとき
①に父の電話番号を入れ、③を押すと、
伝言がある場合、このように出てきます。
まとめ:一つの手段
子供と試してふと思ったこと。今の子供たちは学校でタブレットに使い慣れています。
避難訓練をするついでに、年に1、2回でもこれらを授業で体験すれば「こんなの習った」とおそらく家庭で話します。
それがきっかけで親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんにも災害伝言板が広がるかも。
また、web171は電話の登録先が1件のみ。
身体上などの理由で操作が難しい人でも、電話を取るだけで内容が聞けるため、「登録件数が増やせれば」と個人的に思いました。
連絡が取れず家族が不安になることを考えると、事前登録しておくと安心ですね。
災害に備える一つの手段として、少しでも誰かのお役に立てることを願っています。