災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回は 水を備蓄するときに考えたこと をご紹介します。
1日に必要な水の量
生きるために必要な水(飲む・調理)、一人当たり1日3ℓと言われていますよね。
2ℓボトル(端数は繰り上げて)で計算すると、
・三人家族なら 9ℓ(5本)
・四人家族なら12ℓ(6本)
・五人家族なら15ℓ(8本)
救助が来るまで3日と言われていますが、
・三人家族なら27ℓ(14本)
・四人家族なら36ℓ(18本)
・五人家族なら45ℓ(23本)
できれば7日分は備蓄したいので、
・三人家族なら 63ℓ(32本)
・四人家族なら 84ℓ(42本)
・五人家族なら105ℓ(53本)
洗顔や入浴、トイレで流す水は含まれていないので、災害時は「 いかに節水するか? 」ですね。
私が備蓄している水
私が備蓄している水。メインは長期保存水、サブは身近で買える水。
以前は、備蓄する水=長期保存水一択でした。理由は、
・賞味期限をまめに確認したくない
・水を無駄にしたくない
今を把握する
できれば7日分備蓄したい、でも、費用・備蓄場所の問題が出てきますよね。
まずは3日分からスタート。そのあと少しずつ増やそうと思います。
その前に、今、家のなかにある水と麦茶などを全出ししてみました。
・1.9ℓ長期保存水(18本)= 34.2ℓ
・540mlペットボトル水( 24本)=12.96ℓ
・炭酸水1ℓ( 3本)= 3 ℓ
合計 50.16ℓ
・600ml( 24本)=14.4ℓ
・500ml( 23本)=11.5 ℓ
合計 25.9ℓ
水と麦茶の総合計 76.06ℓ
わが家(三人家族)の場合、7日分で必要な水は63ℓ。麦茶を含めると7日分確保できているのかも。
このほか、野菜不足を考えて長期保存の野菜ジュース。家族が飲める確認がてら、たまに出していたこともあり、かなり減っていました。
そこで、以前も買っていた同社の紙パックをおやつ用に購入。缶やパックはすぐ出せて飲めるので便利ですよね。
買うときの工夫
①日ごろから定期的に頼んでいることもあり、長期保存水やトイレットペーパーなど重いものはほぼ宅配。
買っておきたいけど、水って家のなかでも移動させるのさえ腰が痛くなりそう。面倒くさくて、ついつい後回しになりませんか?
「備蓄したいけど重いもの」へのハードルを少しでも下げるため、宅配やネットを活用します。
1年ほど前、“ 賞味期限をよりわかりやすくする備蓄方法 ”に見直したわが家。
それ以後、物価も高くなったこともあり、スーパーなどで安くなっている水や麦茶を買うことも増えました。
ただ、それで失敗したことがあります。
安いからとなにも考えずに麦茶を箱買い。よく見なかったため、賞味期限が近かったんです。
もともと、食料品の賞味期限を確認していましたが、この一件でより確認グセがつきました。賞味期限を見ながらだと、買いものするときに時間はかかります。
ですが、いい点もあります。↓
・無駄な出費が減る
期限が近いものに一工夫
写真の水の賞味期限は24.01.23。早めに使わなくてはいけませんね。
ですが、いつ買ったのかも忘れているので、やはり長期保存水は管理が楽。
子供の長休みの間に期限が近いものは先出ししますが、よりわかるようにラベルをはがします。
ラベルをはがすのって面倒くさいですよね?
たくさんペットボトルがあれば、多分ラベルがないものを手に取りたくなるはず。私だけでなく家族にも先出しをわかりやすくするため、これを試しています。
もしものときに
「こういうものがある」とだけ知っておくといいもの、携帯できる浄水器。
写真は「ソーヤーミニ」。水色のパウチで川の水をすくって浄水器の先から直接飲むことも可能。(上にあるグレーのストローも付属品。青は100均のストローで火吹き棒としても活躍中)
ですが、水に勢いがないと一気に入らないし、このタイプは出てくる量も少なめ。ペットボトルやコップなどを利用したりと工夫も必要です。
ソーヤーにも種類があり、ほかのメーカーの浄水器には、ウイルスなども除去できる商品もあります。
一回の浄水量・扱いやすさ・手入れなど迷ったあげく、これに決めました。その理由は、
・携帯しやすさ
・買いやすい価格(今は使用頻度が高くない)
・評価が高い
私の行動範囲では、今がこれがベストな選択。
なにを買えばいいのかわからないときは、本格的に登山をやっている店員さんに聞いてみます。最終的には自分で決めますが、とても参考になりますよ。
まとめ:今の私は買いわける
私はまめな性格ではないので、メインは長期保存水、サブは身近で買える水。
管理に自信が持てれば、全部を身近で買える水にかえてローリングストックできるかも。
生命を維持するために必要不可欠なもの、水。
なにかが起きてからではなく、なにかのために少しずつ備えておくことが大事。
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。