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【墓どうする?】実家の墓じまい&自分の墓をどうするか考えてみた

時事ハック

自分の墓について考えたこと、ありますか?

今は元気でも、いずれ考えなくてはいけないこと。私もまだまだ先だと思っていますが、いつどうなるかわかりません。

どうやら、最近は墓じまいされる方も増えてきたようです。

近年、私自身が実家の墓じまいをしたこともあり、「自分の墓、どうしようかな」と考える機会がありました。

「実家の墓&自分の墓をどうするか?」と考えている方の参考になれば幸いです。

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墓じまい

最初にお断りしておきますね。私は墓地事情にまったくの素人。以下の点でもみなさんと違いがあるでしょう。

・宗教の違い
・地域差
・置かれている状況

おそらく、墓じまいにはいろいろなパターンがあるはず。

今回、私が墓じまいした経緯は、もともとの墓地を管理する者がいなくなるため、代々お世話になってきたお寺に移しました。

先祖の墓をお寺の持っている納骨堂(永代供養)にお願いし、両親の墓も同様(生前契約)にする形の墓じまい。

直近のことではないため、記憶が抜けている部分もあるはず。あくまで、私個人の実体験としてご覧いただければと思います。

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費用

墓じまいをする前にしたこと。ざっくりいうとお寺に相談後、永代供養することを決定。その後、業者(私の場合、石材店)を決めて作業に入ります。

そのため、支払いもお寺・業者の2ヶ所。具体的な金額については違いがあるため、控えます。

業者とのやり取りは、両親に代わって私が対応。実際にやって思ったのは、

・そもそもこういう知識ゼロ
・書類など手続きが必要
・費用が高額
ただ、私がいえること。撤去する墓の数&納骨する数が多ければ多いほど、総額がかかります!
おそらく、業者に丸投げになるはず。わからないことは遠慮せず、質問した方がいいです。
気になる方は、一度相談してみるといいですね。墓じまいを考えているならば、納得がいくまで知っておくべきでしょう。
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流れ

実際やってみるとわかりますが、いろんな手続きが必要。それが済んだあとは、私の場合は意外とスムーズ。
「最近は墓じまいされることも増えてきた」といっており、手慣れた業者だったからかもしれません。
仕事が立て込んでいたり、雨天が続くと日程が延びるはず。そのときの記憶がすでに曖昧になっていますが、流れとしてはこんな感じ。
お寺に墓じまいを相談
(早い段階でお寺での永代供養を決定)

業者に相談

業者と現地確認&見積もり

業者・お寺と契約


先祖の墓の御霊抜き
(住職さんが現地に来てくれる)

墓じまいに関する書類を公の機関へ提出

業者が墓石などを撤去

お寺へ無事納骨
(住職さんとお参り)
私は、業者は2軒問い合わせしました。1軒だけでなく、比較した方がいいと思います。
私の場合、何度かやりとりしたうえで、対応が早い印象を受けた1軒目に決定!実家の墓石を作ってくれたところではなく、まったく初めてお会いした業者にお願いしました。
事務所に行った際、整理が行き届いている印象。これならば、ご先祖様も大切に扱ってもらえるように感じました。
また、わからないことがあったら私は迷うことなく質問するタイプ!
例えば、こんな感じ。

墓石はどうなりますか?

基本的なことが一切わからない私に、“ 簡潔&丁寧&素早く対応 “してくれることも決め手となりました。
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近年の墓地

最初、お寺に相談に行った時点で、「一般的な墓地での永代供養」の提案もありました。

そのため、私一人でいくつかの墓地を探しては見学。実際、足を運んでわかったこと。

昔からある墓地って、民家から少し離れたさびしい場所が多いんですよね。道を間違えたり、坂になっていたり、とにかく行きにくい!
一方、近年できた新しい墓地の場合。
トイレだけでなく、全体的に整った設備。心が和むような音楽が流れていたり、バリアフリー。墓地でも暗い感じがせず、明るく手入れが行き届いた印象。
また、比較的アクセスしやすい場所にあり、駐車場も停めやすい。行く側としても、お参りしやすくなっています。
いくつか墓地を見たなか、私が気になったのは『樹木葬』。
樹木の下に、個人名が書かれたプレートがあり、こじんまりとした印象。まったく見知らぬ方々と一緒になります。
でも、たまたま見た場所は見晴らし抜群&市街地からのアクセスも良かったため、

私ならここにするかも

と思ったほど。

実際、ほぼ埋まっており、生前予約された様子もかなり見受けれました。再度、見学したときも新たに造成していたため、人気なのでしょう。

残される家族のことを思うと、「こういう選択肢もありだ」と私は思います。

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経験して

つまり、以下の理由で私は実家の墓じまいをしました。

・両親の意思を尊重
・私が実家の墓を引き継げない
私が義理実家だけでなく、自分の実家の墓を継ぐこと = 私の子供が両家の墓を引き継ぐこと。両親も私もそれを望んでおらず、この決断に至りました。
実家の墓がなくなってしまったことは残念に思っています。正直なところ、両親やご先祖様に対して申し訳なく&後ろめたい気分。
また、同世代でこういう経験をした友人もおらず、気持ちを共有できる機会がありませんでした。
ですが、少し時間が経過した今。
“ 両親が元気なうちに永代供養を選んでくれたこと “をありがたいと思うようになりました。不謹慎に感じる方もいるかもしれませんが、同じ経験をした人ならわかるでしょう。
先祖代々の墓じまいをするって、実はいろいろと問題が生じます。今でこそ昇華できた気がしますが、一存で決められるものでもなく、時間も必要。
とにかく、いろんな問題を抱えたなかでの墓じまいが大変だったため、私は家族にこう伝えました。

私、墓はなくていい

本来なら、墓地って故人を尊び&想いを馳せる場所のはず。ですが、私の墓に家族が縛られるくらいなら!
『樹木葬』に限らず、今はいろんな埋葬の仕方が増えてきましたよね。
将来、子供が近くに住んでいるとは限りません。まずは、本人の人生を一番に歩んでくれれば十分!
私との思い出深い場所に気が向いたときに来て、「そっと思い出してくれるだけでいい」と家族に伝えました。
今後、どうなるかはわかりませんが、今のところはこれが私の本心です。

まとめ:私がいえること

こうして、私は実家の墓じまいを終えました。私の年代が「墓じまいに関わる」ことは、今はまだかなり少ないと思います。
私から提案したことでないものの、当時は、両親の代で墓じまいをさせてしまうことに対して、申し訳ない気持ちでいっぱい!
ですが、少し時間が経った今。
両親がこの決断をしてくれたことを感謝しています正直、肩の荷がひとつ下りたという感じでしょうか?
私自身の墓をどうするかは具体的に家族と話しあっていません。
ですが、いろいろな問題が生じることを身を持って感じたため、「残された者に負担が少ない身軽な選択」を私はしたいです
経験したから私だからいえること。気が重いことだからこそ、両親&自分が元気なうちに話しあっておくことが大切です。
「実家の墓&自分の墓をどうするか?」と考えている方の参考になれば幸いです。
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