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【道の駅 鷲の里・徳島】太龍寺ロープウェイ。見どころ満載スリル満点!

みる

四国ではお遍路さんをよく見かけます。

昔ながらの遍路道でも行けますが、ロープウェイやケーブルカーで行けるお寺もあります。

・第21番札所『太龍寺』
・第66番札所『雲辺寺』
・第85番札所『八栗寺』
(運行はコチラ → 四国ケーブル(株)
遍路道には難所があり、「通称・遍路ころがし」とよばれています。つまり、お遍路さんが転んでしまうほど険しい山道ということ。
人によって難所と感じる差はあるものの、上から二つの札所は間違いなく遍路ころがしのよう。
『雲辺寺』へは乗車済み。今回は『太龍寺』へのロープウェイに乗るためにやってきました。(お遍路さんではありません)

西日本最長、長さ2,775m。川越え山越えするのは初めて。

乗った感想をいうと。

見どころ満載&スリル満点!

今回は『道の駅 鷲の里』と『太龍寺ロープウェイ』のご紹介です。

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道の駅 鷲の里

こちらが道の駅。石碑にも「川を越えまた山越えて」と詠まれていますね。

館内へ入らなくても石碑左側にトイレあり、駐車場も150台と広め。

時間があれば池の鯉にエサやりもできますよ!(鯉のエサ100円)

アクセス

ナビに入れれば出てくるので、迷うことはありません。徳島ICから約1時間で到着です。

館内

道の駅へ入ると運行時間の表示。繁忙期以外は20分ごと出発

飲食店の営業時間11:30〜14:00。私が行った時間帯はすでに閉店。

奥へ進むと周辺の観光案内や龍のトリックアート、物産店も。

道の駅としては、こじんまりとした印象。

椅子が置かれているので、ロープウェイの待ち時間までの間に休憩するといいでしょう。

近くの宿泊施設

道の駅すぐ前に宿泊施設あり。遍路旅で疲れた身体を休めるにはもってこいの立地です!

聞いてみたところ、宿泊者がいる日は日帰り入浴可。宿泊者がいないときは入れないため、現地で確認してみてくださいね。

太龍寺ロープウェイ

奥へ進むとロープウェイ乗り場。料金表は写真の通り。(25/2月現在)

いくつか割引がありましたが、下記を掲示で100円割引(本人含めた5人)。

  • JAF割 なるほど!使えるねJAF
    酷道をよく通るわが家にJAFは欠かせません。車の任意保険は出番がないけど、こちらしょっちゅう使います!
    道の駅、温泉など以外にも割引があるため、使う場面が多いです。
  • イオンカード割

行き

これがロープウェイの全体像。山の上に支柱が二つあるのがわかるはず。

乗車時間が近づくとアナウンスあり。行きは青いロープウェイ。黄色の龍の絵が際立ちます。

ガイドさんも乗車。興味深い説明が聞けるのでおすすめ!私は高所が苦手なため、気が紛れて大助かり。

スタート直後から眼下に広がる那賀川。

道の駅の敷地内にはカヤックスクールがあり、那賀川でアクティビティが楽しめますよ。
>>>【那賀川】大自然の中で川下りSUP!初心者大歓迎の水上お散歩体験

しかも、ロープウェイの床から川が透けてみえるんです。私が苦手な剣山リフト(下山)よりマシですが、すでにゾワっとくる高度感!

一号支柱が近づいてきて、

この時点ではなんともないのですが、

このあと、「ガクン!」となったら「ぶらり〜ん」感。乗ればこの意味わかります。今のところ、「四国の空中を進む乗りもの」ではスリル度1位か2位に認定!

下りてくる黄色のロープウェイに手を振っていると、

昔、この辺りにいたというニホンオオカミの像がある『山犬嶽やまいぬだけ』。

二号支柱の手前右側には、著名な彫刻家が造られた『山さきもり』。「山を守る防人さきもり」ということでしょう。ここは『太龍嶽』とよばれ、山頂駅から約600mでいけるよう。

二号支柱を過ぎた右側に、若いころの弘法大師さんが100日修行していたといわれる『舎心ヶ嶽しゃしんがたけ』。悟りを開いた方角(明星)を向いて鎮座されているお姿が。

あとで聞いたところ、山頂駅から歩いて約20分。「途中からかなり険しい道」とのことでした。

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山頂

ロープウェイに乗れば山頂まで約10分。扉が開けば下界とは違う、身の引き締まるような雰囲気を感じます。

階段を上って太龍寺へ向かいますが、

寒さで水も凍結中。境内の池も凍っていました。

お遍路さんの姿もみられる境内。雪が残っているせいか、凛とした厳かな空気が漂います。

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帰り

山頂駅の右側に『舎心ヶ嶽しゃしんがたけ遥拝所』。

最終は17:00。駅のなかでいただいた、温かいきのこ茶が冷えた体に沁み入りますよ。

帰りは黄色のケーブルカー。

もちろん、下が丸見え。

空が青く澄みわたり、山頂駅からの眺望もみごとでした。

慣れたせいか、帰りの「ぶら〜ん」は行きほど怖くありません!

同じ乗りものでも、山頂ににぎわいがある『雲辺寺ロープウェイ』とはちょっと違う。

非日常と日常をつなぐ、心に残るロープウェイでした。

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まとめ:スリルの先に

私が乗ったときもお遍路さんが一緒。

ここは第21番札所。まだまだ遍路旅は続くでしょう。長い旅路の足休めついでに、のんびり山容を眺めるのも旅の記念。

川を越え山を越え、さらにアトラクションに乗ったようなスリルを味わえるロープウェイ。

その先には「若き日の弘法大師が悟りを開いた」といわれる山頂が待っています。

今回は『道の駅 鷲の里』と『太龍寺ロープウェイ』をご紹介しました。

 

 

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