早いもので今年も残り三ヶ月。“ 師も走る ”といわれる、12月がやってきます!
年賀状の準備をし、クリスマスが終わったと思ったら、仕事納め。慌ただしさを感じるなか、落ち着く暇もなく恒例の大掃除がやってきませんか?
「一年のホコリを払い、新年を迎える準備をする」
おそらく、こういう理由だと理解しつつ。失礼ながら、面倒くさがり&家事が苦手な私はこう思っていました。
「寒いのになぜわざわざ掃除をするのか?」
実際、大掃除は英語で “Spring cleaning“。でも、日本で長年続く習慣なのだから、きっと意味があるはず!
今回は、「年末掃除する意味&リストを使って大掃除」について考えてみました。
由来
そもそも、「年末に掃除する意味はなにか?」
掃除といえば、やはりこちらの会社。ダスキンさんで検索。
◆新年を迎える準備は12月13日から始まるって知っていましたか?
昔は、年神を迎える準備を始める日は12月8日からでしたが、江戸時代になって鬼宿日(きしゅくび:とても運気の良い大吉日)にあたる12月13日を「正月事始め・煤払いの日」と定めたようです。1年の積もり積もった汚れを落とし、新年をきれいな状態で迎える準備をしていきます。例年、この時期になると、ニュースなどで神社仏閣での「煤払い」の様子を見ることができます。
引用元:株式会社ダスキン 喜びのタネまき広場 大掃除はいつしますか?
やはり、新しい年の神様を気持ちよくお迎えするため、一年の汚れを落とすということ。
また、ニュースでよく見る「煤払い」時期、12月13日から大掃除を始めるとよさそうですね。
また、大掃除をしない方がいい日もあるよう。
◆なんと「大掃除をするのに縁起が悪い日」が12月29日~31日!
29日は「二重苦」という語呂合わせが連想されること、31日は「一夜飾り」となり神様に失礼になるとのこと、30日は旧暦では大晦日にあたり、同内容で大掃除には縁起が悪いとされています。
そのため、12月13日~28日までに大掃除をすませるとよいようですが、しかし実際には、大掃除を実施した人の大半が29日~31日で行っているようです。引用元:株式会社ダスキン 喜びのタネまき広場 大掃除はいつしますか?
つまり、大掃除をするのに適した日は、「12月13日〜28日」ということになります。
先取り掃除
しかしながら、手がかじかむような寒い季節。できることなら、水掃除はしたくない!
私の場合、寒くない時期から少しずつ先取り掃除が向いていそう。
そこで、ダスキンさんのwebサイトを検索したところ。こんなものが用意されていました。
コツコツと大掃除をする場合の「大掃除少しずつプランシート」
一日で大掃除を終わらせる場合の「大掃除ここだけプランシート」引用元:株式会社ダスキン【2024年版】年末の大掃除はコレで完璧!大掃除のやり方 より抜粋
・玄関(靴箱含む)
・外回り
普段の仕組み
私の場合、普段から家族を掃除を巻き込みやすい「仕組み作り」を模索中。そのために、やっていること。とにかく、誰もが手に取れる場所に掃除道具を置く!
無印のポール
先を付け替えできるポールが、水が飛び散りそうな場所などに合計3本。
例えば、キッチン。床に水が飛んでもイラつきません。
掃除できるし、まあいいか
トイレも同様。
ちょうど掃除シートがないため、キッチンペーパーで代用。トイレの場合、雑巾タイプだと洗うのが、面倒。
使い捨ての掃除シートを常にスタンバイしておけば、トイレを汚した人が汚れたときにすぐ拭けます。
また、ポールの先を変えればホウキにも。掃除機をかけにくい時間帯の場合、これを使用。
ただし、学校にあるホウキと比べて幅が小さく、毛のコシが少し強ければさらに掃除しやすいような?
また、使っていればこんなことも。
以下のようにすれば、私は気になりません。
・上部が取れたら接着剤で固める
やはり、立ったままでパッと手に取れる&使いやすい点がデメリットをはるかに上回ります。
無印では、温かみのある木製のポールも販売中。
ですが、私は銀色で軽量&コスパのいい税込390円のポールを使用。お子さんでも手伝いやすい軽さです。
キッチン&トイレ内でも、出番がない日はありません。
ハタキ
リビングのカーテン裏にハタキ。テレビ裏の静電気などがすぐ取れるように、置いています。
磨けば光る
ステンレス蛇口や水垢が気になる場所には、すぐ取れるようにメラミンスポンジがスタンバイ。
これも、気がついた人が気がついたときにこすります。
鏡や目につきやすい場所(表札&ポスト)の近くには、ボロ布。気になったときに拭き取り。
磨けば光る場所がピカピカだと、やっぱり気持ちがいい!
トイレの巾木
家の壁と床の境にある部分、巾木。ここって、ホコリが溜まっています。
特に、頻繁に紙を使うトイレの場合、溜まりがち。狭いトイレに座って、ここを掃除するのが面倒くさいため、トイレの巾木部分にだけメンディングテープをペタッと貼ります。
汚れが溜まったら、剥がす。また、貼るだけ。
とにかく後回しにせず、家全般の掃除しやすい仕組み作りを模索中。
年末までに済ますこと
・カーテンは寒くなる時期までに洗濯
・日頃からホコリはこまめにとる
・キッチン(電化製品含む)は汚れたら早め拭き
・各所のパイプ掃除
・水アカ見たら、メラミンスポンジ
・風呂掃除は余裕があるとき、念入り掃除
(普段はサッサでもOK)
・エアコン
・浴室内の換気フード&壁の水垢
まとめ:いずれは
今回、先取り掃除を計画して、しみじみと感じたこと。
できることなら、年末大掃除で慌てたくない&時間を使いたくない!その基本となるのは、やはり普段からの掃除しやすい仕組み。
また、「どこまで済んだか?」の達成感がわかりやすいチェックリストをもとにして、年末向けてのコツコツ掃除。
今回は、「年末掃除する意味&リストを使って大掃除」について考えてみました。