日本百名山でなくても登りやすく&親しみやすいため、人気がある『瓶ヶ森』。
天気が良ければ山頂からは瀬戸内海、目の前には『石鎚山』が望めます。春夏の新緑、秋の紅葉。道は冬季閉鎖されますが、冬の樹氷も見事!
運転はうまくなくても、山道に慣れている私が「どこからが行きやすいのか?」を考えてみました。
「瓶ヶ森へ行ってみたい!」、そんな方の参考になれば幸いです。
アクセス
行き方としては、二通り。
②UFOライン経由
石鎚スカイライン経由
まずは、石鎚スカイライン(無料)を通っていく場合。
ざっくりいうと、上と下の2ヶ所に出入口ゲートあり。(毎日、開門&閉門)
・下 石鎚スカイライン下
駐車場にある看板を見たところ、西条市の隣の東温市からも抜けられるよう。
このルート、凍った滝を見に『白猪の滝』&『白猪屋酒店のおでん』に行ったことはあるものの、通ったことがあるか思い出せません。
こちら側から石鎚山へ行く場合、国道33号線(以下省略)から石鎚スカイラインへと抜けています。
【石鎚スカイラインの注意点】
・時期によって通れる時間帯が違う
・通常でも夜間は土小屋付近やスカイライン入口のゲート閉鎖あり
・冬季閉鎖あり(12/1〜3/31)
愛媛県HPで確認するか、こちらのサイトが参考になります↓
石鎚山系公式WEBサイト
UFOライン経由
一方、UFOラインから行く場合。
寒風山トンネルの脇道から上がります。GoogleMapを開き、「ルート・乗換」で以下を検索すれば、どんな道か予想がつきます。
・終点 瓶ヶ森登山口駐車場
この始点から細い一車線、所要時間は約50分。かなり蛇行した青い線が表示されるはず。(約24km)
実際、登山に向かう場合、こういう道はわりと普通。わかりやすく言うならば、崖や山の間を通る道。広い待避所を取ることができません。
近年、景観が有名になったため、UFOラインは混むことが増えました。
遠方から来られる車も多く、美しい景色を写真に残したくなりますよね!もちろん、私も広い場所があれば車を停めて撮影しています。
ですが、大型連休は前方後方に車が続々と。停車している車があると行き違いしにくくなるため、その前後が混み気味。
なんだか、ゆっくり景色を楽しめない
これに懲りたため、混む時期には行かなくなりました。
高知県側だと以下のルートで行ったことがあります。こちらも大型車&山道苦手ならちょっと大変かも?「ダムに沿った薄暗い細い道」だったはず。
↓
県道40
(左折を促す看板あり)
↓
白猪谷オートキャンプ場
↓
瓶ヶ森
個人的には
皆さんが想像するUFOライン。こういう景色ではないでしょうか?
私がここを通るときに感じるのは、
この景色が見られる区間が短い
理由は多分、これ。↓
映像のままのイメージで行くと、もしかすると実際の眺望との差を感じるかも?でも、晴れた日にみるUFOラインはとってもきれいですよ!
結論
行きやすいのはどのルート?
石鎚スカイライン
ただし、どちらを通っても蛇行する細い山道を必ず通ります。ですが、長さ&所要時間は格段の差!
大きな分岐点からをまとめると以下。
↓
瓶ヶ森登山口駐車場
・時間 約42分
・距離 約27.3km
↓
瓶ヶ森登山口駐車場
・時間 約50分
・距離 約24km
ここで、ネックになるのは蛇行する細い一車線の道。
土小屋の横から細くなる①と寒風山トンネル横から細い道が続く②を比較すると、
②約24km 約50分
どちらを通って行きたいですか?
もちろん、運転に慣れている場合や出発地点にもよるでしょう。ご自分の出発地点を入れて、行きやすい道を検討してみてくださいね!
UFOライン攻略法
あくまで、運転がうまくない私の攻略法。土小屋経由だとまだマシですが、特に寒風山トンネル(一の谷やかた)から行く場合。
もし、私が「県外から観光に来た友人」に勧めるなら。
レンタカーなら軽または小型
大型車でも慣れていれば別かと思います。でも、とにかく行き違いが大変!
また、前方を走る車がいた場合、距離をとり過ぎるのも考えもの。その理由はこちら。
対向車クリア
とホッとアクセルを踏んだ瞬間、目の前に車&バイク!これ、意外と多いです。お互い「もう来ないよね?」と気が緩むかも。
道路脇に落石もあり、対向車を避けたくても端を通りにくい箇所もあるんですよね。それがカーブ付近だった場合、対向車はちょっと膨らんで走ってくるはず。
対向車が過ぎたあと、後続車が見えなかったら?
この気の緩みを作らないため、私は前方車をあおるほどは近づきませんが、対向車から見えるよう(離れ過ぎない)にしています。
・薄暗くなくても林間はライト点灯
安全を心掛けて走りつつ、観光を楽しみましょう!
まとめ:行きやすいのは
細い山道を通る“ 距離&時間 “を比べた場合。
一般的に行きやすいのは「石鎚スカイライン経由」だと個人的には思います。寒風山トンネル横から行く場合でも、ゆっくり運転すればたどりつけます。
ですが、どちらの道を通っても以下の点はお気をつけください。
・落石
・ゲート閉鎖時間(期間)
「瓶ヶ森に行ってみたい!」、そんな方の参考になれば幸いです。
・土砂崩れなど道路状況によっては閉鎖あり