災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回は、わが家の最低限の逃げる準備。
私の場合、必要を感じたら購入。ですが、“わざわざ買うのではなく家にあるもの“で準備することも多いかもしれません。
「備えてみようかな?」と思う方の参考になれば幸いです。
最低限の準備
逃げる際に最低限必要なものは、
・靴
・防災リュック
ヘルメット
まず、とっさの時に頭を守るヘルメット。
まだ、防災用を持っていないなら、私なら迷わず「自転車用ヘルメット」を活用。
防災用ではないため、強度など性能の違いはありますが、それしかヘルメットがないとしたら?
選択肢はありません。
以前、子供は防災用として自転車用ヘルメット(転倒した時に使ってないもの)を二つ準備していましたが、少し前に寝室用は見直しました。
子供用防災ヘルメットを購入し、寝室に置いています。
また、ヘルメットは各部屋にあればいいんだろうけど、出費がかさむため現実的ではありません。
「家族が長く時間を過ごす部屋」を重視。
わが家の場合、リビング&寝室にヘルメット(または代用品)を必ず置いています。
リビング
リビングは先ほど説明に出てきたように、子供はいつも使っている自転車用ヘルメット。
玄関&リビングからも「すぐ取れる場所」を置き場所にしています。
大人も子供と同じく、リビング近くに自転車用ヘルメットが一つあります。
私はまだ自転車用ヘルメットを購入していないので、「クッションなど頭を守れるもの」をすぐ取れる位置に置いています。
寝室
寝室(枕もと)には、最近まで子供はお下がりの自転車用ヘルメットでしたが、防災用ヘルメットを購入。
大人は、防災用ヘルメットを寝室に設置済み。
24/4月に四国で震度6の地震が発生したのが午後11時過ぎ。
けたたましい地震速報に驚きましたが、寝室に家族全員ヘルメットがあり、備えがあると安心だなと実感する出来事でした。
靴
子供が小さい時から「靴(または上履き)の予備」を持つようにしており、それを枕もと付近に保管。
これは大きくなった今も同じ。
でも、子供用に買っていた靴やプレゼントでもらった靴が気付いたら履けないってことありませんか?
予備の靴を買う時の注意点は、
いざという時にきつくて履けないのはもったいないし、ブカブカでも困るので締め具合で調節しやすいもの
子供が一人でも履けるもの。いつもと同じか似たタイプを買う
大人用は、普段履かない靴を寝室に保管。
でも、何年も履いていない靴だったので底がぺろっと取れました。子供のものだけでなく、大人のものも確認すべきだと実感。
靴とセットにするもの
靴だけでなく、これらも一緒に保管。
・靴下
・手袋
ライトは出来ればヘッドライト。
手があくので邪魔なものをのけたり、子供さんを抱えたり高齢者の手を引くことも出来ます。
写真の手袋はワークマン。これはわざわざ買ったものでなく、必要があって購入したトゲが刺さりにくい仕様。
ふだん家にあるものなら、軍手・冬用手袋などがひとまず手の保護に使えますね。
まとめる
以前、おもちゃ用に使っていた無印のボックスに靴・靴下・軍手・ヘッドライト。ヘルメットがコンパクトになるタイプだとこの上にちょうど収まります。
ベット付近に一人一箱(または袋)ひとまとめにすれば、あちこち探す手間ナシ。
あとひとつ大事なこと。
靴やヘルメットの保管場所を必ず家族に実際見せておくこと。
これをしておけば「どこ?」と聞かれることなく、逃げるための初動が早まるはず。
家屋が倒壊しない限り、これらと防災リュックあれば最低限逃げ出すことはできるでしょう。
ものじゃない備え
日頃から子供に話していること。
・すぐにまわりの戸を開ける(避難路の確保)
・外出時はできればリュック
・外出先と誰と一緒かを必ず伝える
・よく行く外出先の避難場所を子供に考えさせて一緒に事前確認
まとめ:できることから
最初から、本格的な防災用品を備えられるのならそれが一番。
でも、現状として私は今考えられる中でベストなものを選び、足りない部分は工夫という感じでしょうか。
出費は増えても何もしないより、“見直す余裕があれば性能のいいもの“へと柔軟に更新していくのもアリかなと個人的には思います。
4月の地震では驚いたものの、日頃から逃げる準備などがイメージ出来ているため、思ったよりは慌てませんでした。
まずは今、できることから。
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。