西日本で二番目に高い山、剣山標高1,995m。
西日本最高峰・石鎚山と迷ったものの、剣山へ秋を探しに行ってみました。10月三連休はこちらは紅葉にはちょっと早かったかも?
でも、少しは秋の気配も感じられ。深まる秋は、もうすぐそこまで来ているよう。
今回は、剣山に行った様子をお届けします。
アクセス
登山口近くにある、見ノ残第一駐車場へのアクセス方法は、ナビに入れれば出てきます。
・国道32号→県道45号→国道439号
・国道438号
今回は行き帰りも大歩危経由の439ルート。
私はどちらのルートも通ったことがありますが、西から入る439ルートではなく、北から入る438ルートの方がまだ運転しやすい気がします。
ですが、両方とも定番・くねくね山道。
駐車場
連休最後の日。運よく、8時過ぎに無料の第一駐車場に停めることができました。
このあと、すぐ満車!8時からのリフトに合わせてくる方も多そうです。ここに停めれなくても、すぐ下に新駐車場あり。
以前、来たときはどこも満車!通ってきた道へ戻り、『大塚製薬つるぎ山荘』からすぐの第二駐車場へ。そこから道路沿いを歩くか、山を歩いてリフト乗り場まで約10分。
リフトを使わない場合は、こちらの神社から登山口へ向かいます。
トイレ
トイレは駐車場と入口と、
リフト乗り場の下にあります。
リフトで上がれば西島駅にもありますが、紙は持参の和式トイレ。駐車場入り口にあるトイレが一番きれい!
リフト
駐車場から緑の階段を通って、
リフト券を購入。
片道でも往復でも購入可。
運行時間は時期によって違います。
ここ数日、YAMAPを確認していましたが、山頂では強風が吹いていた様子。こんなに強風の剣山は、私は初めて。体感温度はこれより低く感じたはず。
一人乗りリフト乗車時間は約15分。景色はきれい!でも、意外と高度感があって帰りは苦手。
風が吹いて寒かったため、雨ガッパやダウンを着こんで正解でした。
今回のコース
今回、行きは一番早い尾根道コース。帰りは剣道コースを選びました。
西島駅でリフトをおりて、
ベンチで雨カッパを脱いで、登山道へ。
道はこんな感じ。整備されており、歩きやすい道。
晴天で気持ちいい景色!
でも、紅葉にはまだもう少し。
『刀掛けの松』でひと休憩ついて、
「なんだか雲が出てきた」と思っていたら、
案の定。
振り返っても真っ白!
山頂までもうすぐですが、
『劔山本宮劔神社』にお参りしたあと、
『剣山頂上ヒュッテ』に入り、
温かいあめ湯を飲んで、ひと休憩。あまりの寒さにおでんも食べましたが、冷えた身体に沁みわたります。
今年こそ泊まりたかったのに、気がつけば行ける日はすでに満室。
ほんわかとして、いい雰囲気のヒュッテ。
この日の最低気温5℃。朝晩は防寒必須ですね!
山頂
ヒュッテにいるうちに霧が晴れ、山頂は360°見回せる開放感!
一の森方面。
赤帽子山方面かな?
スキっとした青空が山荘や笹に映えますね。
剣山山頂・三角点付近。
頂上だけでなく、テラス&人気の撮影スポットは人がいっぱい!次郎の山頂も人影が続いていました。
強風で水筒の湯が垂直に落ちそうにないので、風が当たらない場所へ移動。
今日は、次郎や一の森へ行くことはやめて、余力を残して早めに下山。
また、穏やかな日に来ようと思います。
下り
剣道コースから下りますが、紅葉はこんな感じ。石鎚方面が早そうですね。
大劔神社の御神体『御塔石』。大きいのでかなりの迫力!
大劔神社は、「悪縁を断ち、良縁を結んでくれる神社」といわれています。
山全体、各分岐に標識あり。迷うことはありません。
このルートはこんな感じ。次郎へ抜ける、遊歩道コースも似た感じ。
直登する行きに比べて、剣道コースの方が秋を感じやすいかも?
少し紅葉が始まっていますね。
鳥居が見えたら、西島駅に到着です。
帰りのリフトは怖いけど、
往復リフトを使えば、気軽に登山を楽しめるのは魅力です。
寄り道
大歩危方面から帰るなら、いくつか寄り道。こちらは『奥祖谷二重かずら橋』。
四国で一番美しい山・三嶺登山口近く、『名頃かかしの里』。バス停もあり、トイレ完備。
ここだけでなく、歩けばいたるところにかかしがいるのですが、
この後ろ姿、リアル!しかも、前来たときと場所が微妙に違う。
先へ進むと龍宮崖観光案内所の近く、『東祖谷の吊橋』。
見た目より、かなりのゾワっと感。ぜひ、端まで行ってみてください。
少しルートを外れて祖谷温泉方面へ向かうなら、『ひの字渓谷』。
少し先、なかなかやんちゃな場所にコレも。『和の宿 ホテル祖谷温泉』からすぐ近く。
まとめ:秋はもうすぐ
やっぱり『剣山』には晴天が似合います!山頂には、広々としたテラス。穏やかな天候であれば、ゆっくりとパノラマ景色を楽しめます。
往復リフトを使えば、頂上まで最短約40分。ルートを変えたり、余力があればほかの山へも歩けます。
紅葉には少し早かったものの、深まる秋はもうすぐそこ。
今回は、秋の剣山へ行った様子をご紹介してみました。