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【未来コンビニ・徳島】建物が美しいだけでない。なくてはならない場所

みる

『未来コンビニ』って、知っていますか?

徳島県と高知県の県境にほど近い、徳島県那珂町木頭なかちょうきとうという山深い場所にあるコンビニです。

店内には木頭地区のゆずを使った特産品などもありますが、いわゆる一般的なコンビニ。

山あいの道を通り抜けていると、突然現れる近代的な建物。のどかな風景とは対照的で、思わずだれもが入りたくなります。

その建物の美しさもさることながら、わずか数年で「地域になくてはならない、稀な存在」のように感じました。

今回は、その『未来コンビニ』をご紹介してみたいと思います。

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アクセス

ルート検索すると出てきますが、どちらのルートも国道195を走ります。

徳島市から約2時間15分
徳島方面からは、未来コンビニの少し手前に一車線の細い区間あり。またすぐに片側一車線になり、運転しやすい道になります
高知市から約1時間半
高知方面からは、別府峡〜剣山スーパー林道西コース西出入口あたりまでは一車線の細い区間があります

外観

山間部にいきなり、ドーンと出てきます。

ガラスの開口部が多いためか、意外と風景に溶け込んでいるように見えませんか?

夜はきっときれい。昼はわかりにくいのですが、デジタル時計になっているのです。

木頭地区の特産である、黄色のゆずをイメージした柱。

コンビニ自体は「ヤマザキショップ」となっており、水曜日が定休日。遠方から来られる際はご注意くださいね。

コンビニ西側に駐車場あり。イスやテーブル、パラソルも用意されています。

赤い屋根の建物前がバイク置き場。ここは、バイカーもかなり多いルート。建物左側も駐車できます。

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内観

中もゆずをイメージした黄色の柱。

日用品だけでなく、木頭特産のゆずを使った品や未来コンビニのトートバック、Tシャツなども置かれていました。

よくあるコンビニ風景。ですが、子どもやご高齢の方でもが品物を手に取りやすいよう、棚の高さが低く考えられています。

奥はイートインできるコーナー。せっかくなので、特産品ゆずを使ったものを注文!これは、ゆずと炭酸で作られた『ユズキンソン』。ゆずの香り漂う、すっきりとした味わい。

テレビ画面では、木頭地区近辺を撮影した様子が流れています。ご当地スイーツを頂きながら、じっくり観たくなるような映像美。

観光パンフレットなどもあるため、道の駅に来たような雰囲気。また、こちらの建物は有名なデザイン賞をなんども受賞しています。

建物だけでなく、トイレもスタイリッシュ。清潔&きれいで、コンビニとは思えないようなつくりですよね。

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存在意義

このコンビニを知ったのは、テレビのニュース。もともと、地元出身の方が故郷のために2020年に作ったコンビニだそう。

そのあと、しばらくして訪れたのは以下の理由から。

・場所と建物のギャップに惹かれた
・中山間地域について知りたかった

そのときに印象的だったこと。

近所に住んでいるであろうご高齢の方がやってきて、かなり歳の離れた店員さんと楽しげに会話をされていたこと。

話の内容まではわかりませんが、その様子から「地元の方にとってはなくてはならない存在」であることがうかがえました。

木頭地区は「人口1000人に満たない小さな村」と言われており、いわゆる限界集落。その限界集落のコンビニを目指して、県外ナンバーの車&バイクが次々に駐車場に停まっています

徳島県で人口が少ない町の成功事例としては、やはり、『葉っぱビジネス』や『ゴミの分別』で有名な上勝町でしょう。

ですが、この『未来コンビニ』もほかの限界集落へのヒントにつながる気がします。

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まとめ:美しさだけでなく

剣山系の山々のふもと、『未来コンビニ』。山道を走っていると突然現れるスタイリッシュな外観に、だれもが目を奪われてしまうはず。

山深いため、買い物へ行くにもかなり不便な場所。ひとつひとつは数多くはないけれど、日用品も幅広く充実。地域に必要とされていることが一目でわかる品揃えです。

ただ、建物が美しいだけでなく、たった数年でも「なくてはならない」ように感じました。

機会があれば、建物の美しさがより一層際立つ、夕暮れどきに訪れてみたい場所。紅葉の時期はこのあたり一帯、さらにきれいでしょう。

今回は、徳島県の山あいにある『未来コンビニ』をご紹介してみました。

 

 

 

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