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【四国カルスト・宿泊】季節を変えてまた泊まりたい『星ふるヴィレッジTENGU』

四国カルスト

四国カルストですぐ思いつくのは、姫鶴平と天狗高原。

姫鶴平の宿泊施設は、『姫鶴荘』&『姫鶴平コテージ』。

キャンプ場だけでなく、それらの宿泊施設もかなり人気!土日や観光シーズンはほぼ埋まっており、行ける日を予約しようと思っても毎年出遅れ。泊まったことがありません。

一方、天狗高原の宿泊施設は、『星ふるヴィレッジTENGU』。姫鶴荘と同様、ほぼ予約で埋まっており、空室日を探す方が大変なくらい大人気!

こちら、以前から国民宿舎としてありましたが、2021年リニューアル。

個人的に穴場なのは、2023年にリニューアルされたキャビン&テンガロー。冬期は閉鎖ですが、春から秋は涼しい林間で過ごせます。

今回は、キャビン宿泊の様子についてご紹介します。

「四国カルストに行ってみたーい!」、そんな方の参考になれば幸いです。

24/7月時点の情報になります
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受付

まず、『星ふるヴィレッジTENGU』のフロントで受付。暑い時期、涼しい室内で食べるソフトクリームは格別!

そのあと、キャビン&テンガローへ向かいます。

駐車場は、ホテル右側。

キャンプ場は、ここでは板の上にテントを張るテンガローになりますね。

トイレ・炊事棟

すぐ右がトイレ。中はとてもきれい。テンガロー泊はここを使用。

左が炊事棟。火器を使う場合、こちらになります。

水が出ます。(湯はナシ)

テーブルと椅子もあるので、テンガローやキャビン内でなくてもここで食事可能。

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キャビン

キャビンは6棟、すべて定員4名。大人数で泊まるなら、何棟かを借りるといいですね。山は音が響きやすいため、夜間や早朝は控えめに。

トイレのすぐ上が7で、バリアフリー対応キャビン。駐車場からスロープが続いています。

聞いたところ、ベット二台とロフトが寝室になるようです。

1〜6のキャビン外観。外観は以前と変わっていないはず。(今回泊まったのは、このタイプ)

キャビンの1〜6の違いは、外にデッキスペースがあるかどうか

デッキが増設されたキャビンは、5・6。無料で防炎シートを借りられるので、ここでバーベキューOK!

寒すぎたり暑すぎる場合はデッキへ出ない可能性もありますが、デッキがあるだけでちょっとした開放感。

また、6・7のキャビン下は、セラピーロード。南側の窓を開けた時に人工物がないので、より一層自然を感じられそう!

1〜3・5に関しては、ほかのキャビンが視野に入るものの、意外と気になりません。また、人目が気になる窓は見えにくくなっていました。

デッキの有無・バリアフリーで値段差があるため、

・泊まるだけなら、1〜3
・自然&開放感を感じたいなら、6または5
・自然&開放感を感じつつ、フラットがいいなら7
予算と相談しつつ、私が選ぶ目安はこんな感じでしょうか。

内装

玄関に、スリッパ・靴べら・掃除道具・消火器。

全容が見えませんが、四人掛けのテーブル&イス。こじんまりとしたキャビンです。

キッチン。

IHコンロ。(二口)

食器洗剤。

エアコン。

山ですから虫はいます。これについてはのちほど。

冷凍冷蔵庫。

キッチン下収納。連泊時はここに置くとよさそう。

トイレはトイレットペーパー付き。

ロフト

はしごを上っていき、寝るスペースは左右にわかれます。

子どもさん連れ&はしごや高所が苦手な場合、バリアフリーを借りるか、寝る場所は工夫次第。

また、三角屋根部分を利用しているので斜めになっており、どうしても狭く感じてしまいます。

洗濯済みシーツ類を含む寝具付き。(4人分)

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必要なもの・あれば便利なもの

ゴミ類は持ち帰り、レンタルできるキャンプ用品などはありません。

食材や調味料はもちろんですが、最低限必要なもの。↓

・タオル(キッチン&トイレ)
・手洗い石鹸
・食器洗い用スポンジ
・ティシュペーパー
・ゴミ袋
・食器類
・調理道具全般(IH用鍋とか)

あれば便利なもの

・大きめS字フック
・ロープ類(ハンガーロープ)
・ライト

古くからあるキャビン、キャンプ場に併設するシャワー室などは、荷物をかけるものがないことが多いですよね。

床に荷物があると汚れるし、とにかくじゃま!

今回、キャビン内を傷つけることがないようにしつつ、はしごにロープ類を渡したり。大きめS字フック(小さいのは不可)をはしごに掛け、吊り下げポーチなどを使って収納。

衣類やタオルを置き場として、地味に活躍。

また、テンガローなら持って行きますが、キャビンだとつい忘れるのがライト!

満月でない夜や霧の場合、ホテルからキャビンへ戻る際は真っ暗。スマホのライトも使えますが、小さめライト類があれば便利です。

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テンガロー

キャビンからすぐ、A〜Eのテンガロー。F・Gだけ、少し上がった場所。

枕木があるので荷物は手運び。(D・Eから見た通路)

A〜Cのエリア。キャンプする人は持っているかもしれませんが、板に引っ掛けるものを無料で借りられます。(ペグは不可)

通路から近いのはA。セラピーロード側(南)にあるBから見た位置関係はこんな感じ。4m7m。

通路から見たD・E。

ここは、3m4mなのでソロテントがピッタリ入っていました。

通路を上がっていくと、この看板。

看板の右がG。

少し下がった、左がF。この2ヶ所はかなり広そうです。

キャビンもそうですが、テンガローも林間。落葉時期には、葉っぱがカサカサとテントにあたります。これも林間ならではですね。

また、日中暑い夏でも、風が吹けば肌寒さを感じることもある山頂。

テンガローは板&隙間があるため、汚れにくい&通気性に優れます。気温次第でそれなりの対策(マット類)は必須でしょう。

(この日、日中の下界は37℃。日没直後、カルスト内走行時は18℃。夏場でさえ温度差が激しく、風が吹くと肌寒いこともあります

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プラネタリウム・スターウォッチング・入浴

上映中は撮影禁止。

「ホテルと同様なのか?」を泊まった際に聞いてみました。

プラネタリウム&スターウォッチング
・『星ふるヴィレッジTENGU』宿泊者は観られる
(ホテル、キャビン、テンガロー)
プラネタリウム
・17時と18時(宿泊者用に2回開催)
・45分間
スターウォッチング
・20時半〜約40分
・天候により中止の場合あり
入浴
・テンガローだけ入浴料別、ホテルで支払う(24/7月現在880円)
・キャビンは入浴料込み、夜のみ可(17〜21時)
・タオルの有料レンタルあり
・アメニティグッズはチェックインする受付にあり

付加価値

こちらの宿泊施設の魅力、と言っても過言ではありません。それは、スターウォッチング

写真はイメージです

私のスマホでは星空が撮れず、見えたものに近いイメージ画像をお借りしました

夕方、プラネタリウムを観たあと、実際の夜空となれば行かないわけがない!外は真っ暗でも、目が慣れてくるとだんだん見えてくる天の川。

月明かりも関係しますが、山道を上がってくる車のライト以外は光がほぼないため、肉眼でもかなりの数。

しかも、この夜の星空指数は100!

『星ふるヴィレッジTENGU』のスタッフさんが、緑色の光のビームで夏の大三角、天の川、星座などを指しつつ、夜空の星を詳しく説明。

説明にすっかり引き込まれ、子ども大人関係なく、みなさん思い思いに楽しい時間を過ごしていました。

写真はイメージです

もしかしたら、ほかのホテルでもやっているのかも?

ですが、体験型観光としては「この立地ならでは」の感もあり、個人的にはホテルの付加価値を高めると思います。

おそらく、説明する人によってまた違う星空の捉え方もあるでしょう。

ですが、現地のスタッフさんによる星空の解釈&説明。昨今ありがちな音声にはない、その方の話す口調・温かみが感じられるものでした。

違う季節にまた来たい!

濃霧に包まれると夜のトイレへ行くにも視界0なのが四国カルスト。

「スターウォッチング」が出来るか?出来てもきれいな星空が見られるか?は、ホントに運次第なのです!

開催の有無はフロント、または20時前後に館内放送がありました

虫対策

ご覧の通り、キャビン&テンガローは山のなか。

夜の暗闇に灯りがついていると、かなり虫が近寄ってきます。

私はわりと平気なため、中へ入った虫は小さいゴミ袋・お菓子の箱でサッサと捕獲。

虫がものすごく苦手な方のために対策を考えるとすれば、灯りを消す!

・外も中も電灯類を消して外出
・室内へ入るときは素早く入る
・中に人がいるなら室内の灯りを消してもらってから入る

少しでも虫の侵入を防ぎやすいかと思います。

まとめ:また泊まりたくなる

 

食事付きのホテルとは違うため、多少の不便は感じるかもしれません。

ですが、自分のペースで過ごせるので意外と快適!格段に快適な空間に生まれ変わっており、密かな穴場。

入浴もできるうえ、エアコン・冷凍冷蔵庫・トイレ・寝具付きで暑い夏には持ってこい!

あとは、運次第のスターウォッチング。星空が見えた夜には、控えめにいって最高&宿泊満足度がさらに上がります!

今回はキャビン宿泊の様子をお届けしました。

「四国カルストに行ってみたーい!」、そんな方の参考になれば幸いです。

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