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【伊尾木洞・高知】アクセスと歩き方。シダとコケに囲まれた癒しの空間

自然

テレビの影響で訪れる人が増えた、『伊尾木洞』。高知県安芸市の国道55号線すぐそば、静かな佇まいの洞窟です。

薄暗いなか、洞窟を通り抜けるとまるでジブリのような世界観。高く切り立った岩肌にはびっしりとシダが生い茂り、緑色にコケむした石。

住宅街すぐとは思えない、ちょっとふしぎな異空間が広がっています。

・入口近くの観光メイン部分のみ
・200m地点で折り返し
・400m地点の滝から折り返し
・滝を上がってぐるっと周回コース

体力&足元の状態によって4つの歩き方が可能。滝まで行くなら、丸太でできた橋を渡り、ロープやはしごを使ってプチ探検も味わえますよ。

今回は、緑のシダとコケに囲まれた『伊尾木洞』をご紹介します。

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アクセス

・車だと、高知インターから約1時間
・土佐くろしお鉄道を使った場合、伊尾木駅から歩いて10分足らず

観光案内所

国道55号線・道路南側に、伊尾木洞観光案内所あり。

南側、グレーの建物が観光案内所です。(第一駐車場・長靴貸し出し・トイレ併設)

道路北側にも第二駐車場あり。広いので、こちらもかなり停められそう。

観光案内所では、サイズ別に長靴の無料貸し出しがあります。利用後は、ここで洗ってから元へ返しましょう。

案内所は無人でしたが、ガイド案内を頼んだ日にはいるのかも?『伊尾木洞』の説明が貼られていたり、パンプレットも置いてあります。

出典元:伊尾木洞観光案内所より

植物や動物についての説明があったり、

出典元:伊尾木洞観光案内所より

参考になるルートマップもあり、参考になりますよ。

出典元:伊尾木洞観光案内所より

出典元:伊尾木洞観光案内所より

私は遭遇したことはありませんが、マムシ注意の看板は何ヶ所かあります。個人的には、病院の連絡先があるのが心強い!

出典元:伊尾木洞観光案内所より

時期によりますが、小川の上を歩くような「渡渉」が多いうえ、マムシを恐れながら歩くよりは長靴が安心!
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入口へ

第二駐車場・奥に階段があり、『伊尾木洞』へ近道。第一駐車場に停めた場合、派出所横の点滅信号を北へ入っても行けます。

こちらが洞窟への入口。

“千と千尋“を彷彿とさせるような佇まい。

この日は、上から雫がぽたぽた。

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洞窟から滝まで

洞窟を抜ければ、この景色。

岩にはびっしりとシダ植物が生い茂っています。観光案内所の看板によると、探せば貝の化石もあるよう。

高く切り立った崖、約5m。ぽっかりとふしぎな空間。

住宅街すぐ横にこの景色が広がっています。

このカエル、あちこちいました。

100mごとに、滝までの距離表示。「サクッと観光」なら、メインスポットあたりで引き返すのもありです。

倒木の下をくぐり、さらに奥へと。

気温も高いうえ、奥へ入るに連れて湿度が高くジメジメ。まるで亜熱帯にきた気分。

澄んだ水。小魚・カエルがいるので探してみてくださいね。

ガイドさんを予約する通常コースは、「200m地点で折り返す」と書いてありました。

さらに奥へと進みます。

矢印があるのでそれを追って歩いて行きます。

このあたりは少しだけ冒険気分!

岩肌に沿った細い道。斜面なので、緑色のロープがあるのでつかみながら歩くと安心。

石や丸太が濡れていると、滑りやすいので注意しましょう。

入口からところどころ、石を渡ったり&足先が浸かる渡渉ポイントあり。(前後の雨による)

こちらを過ぎると、

ガイドさん付き冒険コースだと、滝まで。

こじんまりとした、小さな滝でした。

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周回して帰路

滝の右を上がって、

ここは少しだけ石がゴロゴロしていますが、

木道を歩いて、

矢印通りに進んでいけば、

やがて小さな木の橋。暑さと湿気で、汗びっしょり。水分補給はこまめにしましょう。

滝から約5分ほどでこの看板。これを左へ進みます。

かかしの家。昔使われていた、農機具などがありました。

やがて、緑の稲穗と真っ青な太平洋。夕方だと、夕陽がきれいに見られます。

帰り道への案内板通りに進み、

住宅の横にあるコンクリート階段を下っていけば、

寅さん地蔵?

歩いてすぐ右側にありました。

高知ロケが決定とは知りませんでした。どんな映画になったんだろう、惜しいですね。

寅さん地蔵の前にある、公民館前へ出れば駐車場へ到着。

ぐるっと周回しても45分足らず。

まとめ:シダとコケの癒しの空間

国道そばから洞窟へと一歩足を踏み入れれば、まるでジブリを思い出させるような世界観。

切り立った崖の上からふり注ぐ日差しと、緑のシダとコケがびっしりと生えた癒しの空間がぽっかり広がっています。

のんびり歩けば、数万年をかけ波の侵食によってできた、神秘的な自然の造形美をお楽しみいただけると思います。

今回は、シダとコケに覆われた『伊尾木洞』のご紹介でした。

 

 

 

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