災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回は、わが家の備蓄食材「メインの食料」についてご紹介します。
なにを備蓄する?
家に食べものを備蓄するならどんなものにしますか?
アウトドアのイベントに行った時、防災に関する活動をしている方に尋ねたことがあります。その方の回答は、
米
かなり前なのではっきり思い出せませんが、理由はたしかこんな感じ。
手に入りやすく保管しやすい
当時、わが家はアルファ米を備蓄。これを聞いて、「今後も米をメインにしよう」と思った記憶があります。
これが正解かどうかはわかりませんが、それ以降も米製品をメインとしつつ他の食料も備蓄しています。
メインは白米とアルファ米
今のメイン備蓄を全出ししてみると、
・米袋30キロ(日常用もかねるので実際は減っています)
アルファ米はいざとなったときに食べられないことがないように、子供を含めた家族が食べられることは確認済み。練習がてら、キャンプや登山で食べています。
アルファ米を備蓄する場合。「自分や家族がおいしいと思うもの」を買った方がいいです。
まず、白米を試してOKなら、同じメーカーの「ほかの味を試す」と段階を踏んだ方が失敗しません!
私は気になりませんが、「味や食感がボソボソしてて好きじゃない」と家族は言います。たしかに炊きたての白米に比べれば、気になるかも?
ですが、非常用としての備蓄。もし、食感が気になるなら、
・ふりかけで味を変える
工夫ができるため、アルファ米(白米)は外せません。
好みの味を試す
好きなものが食べられるだけでも気持ちの満足度が高くなるので、「自分や家族が好きな味」も私にとっての選択基準。
「白米だけでは飽きる」と思って他の味を試してみたものの、私には同じメーカーでも口に合わない味があるんですよね。
あと、「おいしいけど、味が濃い?」と思うもの。被災時は水が貴重。「喉が渇きそうな味」だけにはしていません。
他のメーカーでも、「白米は好みではないけどこの味はイケる!」というものがあると食べる楽しみになるでしょう。
わが家は二種類
私の場合、いくつかのメーカーを試したうえで、尾西のアルファ米を備蓄。(私がよく日用品などを買う店の備蓄用白米もこちらの商品でした)
尾西のアルファ米の中でも、白米・わかめご飯が基本。これを選んだ理由は、
・わかめご飯の塩味が登山などで疲れた身体においしい
また、気になっていた赤飯を試しに頼んだところ、炊いたものとほぼ遜色ない味でびっくり!
でも、残念ながら白米より若干お高め。
大量備蓄からは外したものの、同じ味に飽きるのを避けるため&気持ちの満足度のためにも少しは備蓄に入れました。
アルファ米の食べ方
①袋を開けて、
②乾燥剤・スプーンの二つを取り出し(これは赤飯なので食塩つき)
③下のほうに線があるので、
④湯(水)を入れて付属のスプーンで少し混ぜ、
⑤ふたをして時間がたてばOK!(熱湯20分、水60分)
⑤この容器のまま食べられます。(赤飯の出来上がりは約210g、中サイズおにぎり3つ分)
まとめ:食べなれたものと好きな味
やはり基本は米。
スーパーでも米製品はたくさんあるので、まめにローリングストックができるならばそれで十分!管理に自信が持てるようになれば、私もローリングストックへ移行していきたいところです。
まずはどんなものも、食べなれたものを備蓄するのがいいと思います。
そのほか、好きな味もあれば気持ちも満足できるうえ、食べる楽しみにつながるでしょう。
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。