災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回は、わが家が備えている 灯り をご紹介します。
わが家の灯り
家中の灯りを集めてみました。
ろうそくやデスク用ライトなども混じっていますが約20個。ざっくり分けるとこんな感じ。
「出番が少ない」のは、ランタンを忘れてキャンプ場近くで慌てて購入したものや最近使わなくなったもの。
それ以外は用途や人数にあわせて実際キャンプで使います。
同じものが複数あるのがわかりますか?
わが家の場合、基本一人に一つ灯りを持てるようにしています。
その理由は、なにかあっても子供が自分で灯りを管理できるようにしておくためです。
電池式ランタン
今、このタイプを使う方は少ないかも。
買いそろえた当時、今よく見るような軽量小型の充電式ランタンはほぼなかった気がします。子供がいるのでオイル式は避け、電池式といえばジェントスでした。
子供を連れて料理しているのに、風でイスやコップが飛んでいくのが私にはとにかく面倒くさい。「大きすぎず飛ばない重さ」が決め手。
まだまだ使える&キャンプ用品が値上がりしたため、買い替えせず今も現役!
防災用品 =「なにかあったときにいきなり使う」という考えは私にはなく。ランタンの灯りに事前に慣らすため、毎日寝室で使っていたのですが、
・電池の向きを考えて入れるのが面倒
そのため、家ではソーラーランタンを使うようになりました。
電池式ヘッドライト
両手が空くヘッドライトは防災用品としては欠かせません。そして、電池式はやはり安心!
キャンプだけでなく、日常生活でも頻繁に使用。夜の散歩や子供の歯の仕上げ磨き、耳掃除をするときに使います。
はっきりしっかり確認できるのでストレスを感じません!
電池式への一工夫
意外と電池交換って面倒!
「何を何本」と一回貼るだけで家族のだれもが交換しやすくなりました。
以前は単1単2使用のライトも持っていましたが、重いと確実に出番が減りますよね。なので、電池式ライトは単3単4使用のみ。
ソーラーランタン
こちらがイチ推し、わが家が毎日使っているソーラーランタン『キャリーザサン』。
日光にあてておくと勝手に充電されるため、電池不要。たたむと薄く軽量。
登山リュックにカラビナでぶら下げたり、車中泊で車のダッシュボードに置く方もいますよね!
夜間にちょっと電気をつけたいときに役に立ちます。枕もとで手元を照らすのにちょうどいい明るさ。目に刺さるようなまぶしさではありません。
約500回使用可能でわが家は古いもので5年以上は経過しているかも?一つ買ってよかったのでしばらくして二つ追加。
これのいいところは心がなごむやさしい灯り。
左:スモールサイズ(クールブライト)右:ミディアムサイズ(ウォームライト)
クールブライトが白い灯り、ウォームライトは温かみのある色合い。
まとめ:毎日ランタンを使う理由
夜、寝るまでは子供自身が枕もとにこのランタンをつけ、朝起きるまでそばに置いています。
子供には単なる日課。でも私には一種の訓練。
なぜ、家でもランタンを使うのか?
その理由は、いつもと同じ灯りを家族のそばに置いておきたいから。
煌々と照らす灯りではなく、このやさしい灯りにわが家の日常を感じます。電気もなく真っ暗で不安な夜。いつもと同じ灯りがどんなに心強いことでしょう。
私はそこまでの経験をしたことがありません。でも備えることはできます。
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。