山の天気は変わりやすく、到着するまで本当にわかりません。
強い風が吹いたり急な雨に降られることも。
11月のある日、山頂は霧のなか。
見たかったのは青い空に白い雲、緑の山々かさなる景色。
「せっかく来たのに」と正直がっかり。
でも、人が体調を崩すのと同じで自然も体調不良になっただけ。そう思うとなんだか気が楽。
「今日は見られなかった」ではなくて「今日だから見られる」景色を楽しもう。
今回は【 霧の四国カルスト】をご紹介します。
下界
天気予報は朝からくもりのち雨。どんよりとした空ですが、雨はまだ。
お昼を過ぎると、あつい雲からぽつりぽつり。
山道を上がるにつれて霧が立ちこめはじめます。前を走る車のランプを見失わないようにしつつ、天狗高原に到着です。
霧の天狗高原
日曜日のためか、駐車場の三分の一以上は車やバイクが停まっています。
ただし、期待するような景色は見られません。
真っ白。
晴れていれば、ふわふわたなびくススキの草原が見られる季節、秋!
放牧時期はほのぼのとした牛が見られますが、
ここも真っ白。
道路の白線もやっとの状態で、Uターン出来る場所さえ見えず。道幅があってもほかの車両に衝突の危険さえ感じます。
霧のなかから現れるライトを気にしつつ、車を走らせました。
霧の姫鶴平
風車まで来ると霧がサーっと流れ、ところどころ景色が見えています。
通ってきた道は霧のなか。
人気の撮影スポットは、
晴れていれば突き抜けるような空の青。
霧に包まれているグラウンドも、
いつもはキャンプや観光客でにぎわいます!
グラウンドの水はけ
前から気になっていたので見てみます。
以前はこんな感じでしたが、(23/11月)
ありがたいことに砂利で埋める作業をしてくださっております。(24/7月現在)
東側は現段階では水たまりほぼなし。(23/11月)
霧のbefore after(24/9月追記)
霧の写真が増えてきたので、before afterをご紹介してみます。これは、夏の早朝。天狗高原から姫鶴平を往復した約30分での変化。
これも、ほぼ同じ地点での晴天と霧の日(昼12時頃)の比較。
↑しかも、濃霧のなかに対向車あり。
この対向車のライトに目を凝らす状態が、姫鶴平まで続きます。
運転した感想
濃い霧のなかを運転して思ったこと。
↓
とにかく安全運転
↓
今日だから見れる景色もある
『星ふるヴィレッジTENGU〜姫鶴荘』の間はもともと道幅は広くありません。
そこを霧で走ればそりゃー疲れる!
ただ、風車まで来ると霧が流れる場所もあり、山をおりると通常通り運転できました。
まとめ:ありのままを楽しもう
これを見たいならば、晴れの日一択!
天候次第で思っていた景色に恵まれないこともありますが、それも含めて自然の姿。
きらいではありません。
この日も霧をバックにして楽しそうに記念撮影している人も多くいました。
ありのままを楽しもうとする姿勢は、きっといい思い出につながることでしょう。
どんなときでも今だから見られる景色を楽しめるようになりたい。
そう思った【 霧の四国カルスト】でした。
天候に恵まれない日はくれぐれも運転にお気をつけください。