いわずと知れた四国カルスト、姫鶴平。
自然の神秘を感じられるパノラマ絶景のキャンプ場があり、サイトによっては不便、霧が出たら視界0。
なのに、なんで行きたくなるだろう?
ライブカメラでキャンプ場の混雑をみると許容範囲。お天気アプリは11月にまさかの夏日&しかも微風。
四国カルストの秋を告げるススキに会いに、姫鶴平でキャンプしてきました。
姫鶴平キャンプ場
アクセス
水場やトイレなど現在の様子がわかりやすいので、姫鶴荘のHP(特に“新着お知らせ“)に目を通すといいかも!
私がチェックするのは主にこちら。
②高知からのルート
③キャンプ場の混み具合
④トイレ・水場情報
・距離は長くても、運転が苦手な方や大型車は二車線ある林道東津野城川線経由が安心
・対向車の後にも要注意
・早めにライトをつける
天空につづく道を走っているみたいで、バイクで走ると空に吸いこまれそうな気分かも!
11月のキャンプ
受付
姫鶴荘に行って、
名前と連絡先などを記入して料金を支払います。
荷物を運びたくないので③グラウンドに決定。(24/7月時点では、②も以前と同じくキャンプ可になっていました)
テントを張って散策をしていると、あっという間に夕方です。
夕日
16:00 晴れ。視界良好。
16:45 だんだん霧が。雲に反射し、あたり一面ひかりを放つオレンジ色の夕日。実物はもっと幻想的で見たことがない不思議な光景でした。
17:05 20分で真っ白。四国カルストは晴れていても濃霧に注意。
17:55 あっという間に真っ暗。
霧につつまれ視界も悪く、さっさと食事を済ませてトランプして就寝。
夜霧の晴れ間にはキラキラ輝く星空も見えました。
装備
テント設営時、14:30〜15:00気温17℃。11月でも夏日(最高気温25℃以上)のためか、夜間も0℃にはまだまだの体感。
・寝袋は封筒型(5℃対応)の中にマミー型ダウン
・カイロ&湯たんぽ&あんか
・厚めの衣類を重ね着
・ニット帽
化繊テントで、この装備。そんなに寒がりではないので、11月上旬の夜間でもダウンジャケットは着用せず。
・寝袋の紐(顔まわり)をしばる
↑これらはもちろんですが、個人的に頭がスースーしすぎると寝つきが悪くなります。
なので、ニット帽やフード付き上着は欠かせません。簡単に温かさを感じるのでお子さんにもおすすめ。
ただし、標高が高いので夜から朝にかけて風が吹くと体感がグンと下り、寒さが増してきます。
・しっかりした暖房器具
アンカでポータブル電源を持っていくのだから、これらがあれば「もっと快適に過ごせたのに」と思ったのが今回の反省点。
日の出
6:30 もうすぐ日の出。
同じころの西の空。パノラマから広がる景色は何回見ても飽きません。
朝日に向かってそよぐススキ。
ホイップみたいなふわふわ雲海もよく見られます。
まとめ:行きたくなる理由
真っ青な空に白く大きな入道雲が広がる、四国カルストの夏。それも開放的ですばらしいのですが、秋はまた違う顔。
太陽にむかって笑っているかのようにひかり輝く朝のススキ。
寒い冬がくる前、短い秋を憂うかのように黄金に輝く夕方のススキ。
「なんで行きたくなるんだろう?」の答え。
同じ場所でもまた違う景色が見られるから。
あなただけの絶景、ぜひ探しに行ってみてくださいね。