災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回は、わが家の 電気を使わず暖をとる方法 を考えてみました。
家にあるものは?
電気がなくても暖をとれるもの。家にあるだけ考えてみました。
・カイロ
・湯たんぽ
・新聞紙
・マッチ類
・エマージェンシーシート
・レジャーシート
・銀マット
・テント
・焚き火台
・炭
・カセットコンロ
・カセットガスストーブ
・ニット帽(帽子)
・コート(ダウン)
・手袋
・マフラー
・耳あて
・厚手の衣類&靴下
・レッグウォーマー
・テントシューズ
・かっぱ
・布団&毛布&タオル
・寝袋(ダウンシュラフ)
・クッション類
・カーテン
わが家はひとまずこんな感じでしょうか。
衣類や寝具以外で電気を使わず、手っ取り早く暖まるにはカイロやカセットガスが現実的。
私は持っていませんが、こんなものもあれば助けになりそう。
・ぷちぷち
・豆炭
・ハクキンカイロ
・七輪
キャンプでは
11月上旬、夜間の気温おそらく一桁台のキャンプ場。ポータブル電源を持っていったけど使ったのはアンカのみ。
珍しく夏日だったため、焚き火台・カセットガスストーブ・アンカ以外の電気を使う暖房器具は持たず。
どうやって過ごしたのかというと、
・床にマット三枚
・寝袋は封筒型(5℃対応)の中にマミー型ダウンシュラフ
・カイロ
・アンカ
・湯たんぽ
・厚めの衣類を重ね着(フード付き)
・ニット帽
このなかで熱源を使わず、頼りになるものといえばやはりシュラフ類。
特に、マミー型ダウンシュラフ。顔以外をすっぽり包んでくれるので暖かいです。(マミーはミイラに由来する言葉)
でも、夜から明け方にかけて風が吹くと体感がグッと下がるんですよね。
やはり、「空気を温める熱源があれば全然違う」と身をもって体感しました。
わが家は「マイ暖」
今、家にある電気を使わないものといえば、『イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖』。
7年近く前の商品になるかもしれませんが、晩秋から春先にキャンプする際の暖房器具として購入。
岩谷製品は、カセットコンロも含めて実際にいくつか使っています。これを買う決め手は、
・軽量
・カンタン
・カセットガスが手に入りやすい
・灯油を持ち運ばなくていい
現行品での大きさは、幅312mm✖️奥行き222mm✖️高さ290mm。重さ2.6kg。軽いので、家のなかでも楽らく移動です。
専用容器はなく、屋外へ持ち出すときは手持ちの袋を使用。カセットガスもまとめて備蓄しています。
使い方
背面下にある
取り出し口を開けてガスを入れ
カチッとはめる(マグネットなので押せばくっつく)
黒いフタを閉め
白いハンドルの消から
点火の方向へカチッと回す(点火で長めに持ったまま。すぐ離すと青いガスがつかない)
前面の真ん中、青いガスがついたままならOK。白いハンドルから手を離す
上部にある火力を弱にすると
標準は、
もっと暖かくなります。
連続燃焼時間:約3時間20分(標準モード運転時)
気温20〜25℃のとき、標準モード連続燃焼にてカセットボンベ1本を使い切るまでの実測値 (引用:岩谷産業より)
メリット・デメリット
・すぐに暖まる
・主に前面や上部が暖かくなる
・持ち運びが楽
・小さい
・シンプル簡単操作で使いやすい
・安全装置付き(転倒や不完全燃焼など)
・カセットガスでOK
・保管場所をあまり取らない
・屋内専用なので屋外では心細い
・背面は暖まりにくい
・大人数で囲むには小さい
・本体が熱いので子供などは注意
・換気が必要
・一酸化炭素警報器をそばに置きたくなる
・ガスがたくさんいる
まとめ:あれば安心のカセットガスストーブ
手軽に手に入るカセットガスで、カンタン&すぐ暖まることができるため、ひとつ持っておくと安心まちがいなし!
マイ暖は軽量小型なので、寒さを感じるキッチンの足もとや脱衣場にもパッと持ち運びでき、面倒くさがりでも移動が楽。
わが家はひとつあって便利なので、マイ暖以外にも家族全員が囲める大きさのもの、やかんがのせられるものなどが気になります。
自分や家族にあったものが一台あると安心ですね。
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。