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【御厨人窟・高知】アクセス。弘法大師が眺めた「空と海」がみえる洞窟

みる

高知県東部の海沿い、室戸岬を少し先にある洞窟『御厨人窟みくろど』。

弘法大師空海が生活に使われていたといわれおり、隣には修行の場とされる洞窟もあります。

四国霊場第24番札所『最御崎寺ほつみさきじ』に行くのなら、お遍路さんはここも目指すでしょう。

今回は『御厨人窟』とその周辺観光をご紹介します。

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アクセス

・高知インターから約2時間(高速含む)
・徳島インターから約2時間45分(国道55号)

徳島・高知、どちらも海沿いルートを走ります。

途中に道の駅や見どころもあり、観光しながら楽しめますよ。

入口

・徳島側からきたら道路右側
「白い大きな青年大師像」がみえたらすぐ
・高知側(室戸市内)からきたら道路左側
曲がり角付近のため、見逃しそうになるかも?
ナビ設定しておくとわかりやすいです

駐車場

すぐ前にある砂利が駐車場。

トイレ

『御厨人窟』から、室戸市街地方面へ車で約5分。きれいなトイレあり。

トイレのすぐ先は、灯台へも行ける第24番札所最御崎寺への「へんろ道」

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御厨人窟みくろど

若い頃、弘法大師が悟りを開いたといわれる場所。

写真でわかるように切り立った崖の下。以前はなかったのですが、落石防止のネットで入口付近が覆われています。

“空海”と名前をつけたのも、ここから見える空と海に感銘を受けたからと言われています。 この横に主に御修行の場として使われていたと伝えられる「神明窟」があります。 なお、「御厨人窟の波音」は環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれています。

引用元:一般社団法人室戸市環境協会 御蔵洞(御厨人窟:みろくど)より一部抜粋

 右:『神明窟しんめいくつ
ここが「修行されていた」とされる場所。
『神明窟』。

左:『御厨人窟』
「生活をされていた」とされる場所。
なかは意外と奥に広く、薄暗さを感じます。

こちらが弘法大師さんがみた景色。

私が訪れたときは、波の音としずくの垂れる音だけが響く静寂の空間。

目を閉じれば、昔と同じ波音。目を開ければ、弘法大師が毎日眺めたであろう「空と海」を感じられます。

この先も長い旅路となる、遍路旅。弘法大師さんへの思いを馳せるには、きっと感慨深い場所になるでしょう。

御朱印

こちらの建物で御朱印を押してもらえますが、「土日祝のみ」とのこと。

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周辺観光

『御厨人窟』のすぐ前は奇石などもあり、看板や歩道が整備されています。

遊歩道は室戸岬方面へ通じており、やがてみえるのは、「中岡慎太郎像」。坂本龍馬とともに京都の近江屋で亡くなった勤労の志士。

思ったより疲れるので、車で行ったほうがいいかも?

この像の左側を上がっていけば、

室戸岬展望台「恋人の聖地」。

前にある道路を渡って小道を進めば、

黒潮広がる太平洋。

灯台もみえますが、遍路旅ならやはり『第24番札所最御崎寺』でしょう。

『御厨人窟』から徳島方面へと車で約15分。『室戸廃校水族館』もあります。

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まとめ:思いを馳せる

『御厨人窟』に来たのなら、目を閉じて耳を澄ませてみてください。

弘法大師も毎日聞いたであろう波音が聞こえ、毎日眺めたであろう「空と海」が感じられます。

お遍路をしたことがなくても、「若き日の弘法大師がどんな思いで過ごし、なにを悟ったのか」と思いを馳せたくなるでしょう。

今回は『御厨人窟』とその周辺観光をご紹介しました。

 

 

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