四国カルスト周辺で一泊する週末観光プランを考えてみました。
今回は以前あげた「ルートを外れないプチ観光」ではなく、
・愛媛らしさもあじわいたい
観光地からのアクセスがいいため、海も山もレトロもと、あちこち行きたくなります!
週末や大型連休の場合、駐車場も観光地もかなり混みます。この通りにするのは厳しいかもしれません。
でも、四国カルスト周辺で一泊しつつ、限られた時間でも「愛媛に来てよかった」と思えるプランを考えてみました。
欲ばりすぎて疲れたり、時間が気になっては旅が楽しめません!気になる場所だけ参考にしてくださいね。
「四国カルストに行ってみたーい!」、そんな方の参考になれば幸いです。
一日目
たとえば。土曜日の朝、松山空港・松山インターを10時までには車で出発するとして。
国道378号線を目指して、海沿い南下。穏やかな伊予灘&青い海を眺めながら、夕やけこやけラインのドライブスタート!
ふたみシーサイド公園
まずは、目指すのは松山市内から約40分。抜群のロケーション『ふたみシーサイド公園』。すぐ隣には『道の駅 ふたみ』があります。
なぜか、モアイ像もあったり、
ドライブにはよさそうなスポットが多い場所!
双海町は、「日本の夕陽100選」にも選ばれています。次回は夕陽の時間に。今回は、白い砂浜や眼下に広がる海を眺めつつ、早めにランチもいいでしょう。
または、海岸線沿いで気になる店を探しておくといいかも?たとえば、すぐ近くには愛媛名物じゃこ天。(火・木は休みだったはず)
ふわふわ&アツアツじゃこ天でした!
下灘駅
次に向かうのは、このルートを選んだ理由の『下灘駅』。さっきの場所から約7分、日本一海に近い駅と言われる小さな無人駅。
夕方と迷いましたが、人気があるのであえて人の少ない時間。車も停めやすいと思います。
サッと写真を撮っても絵になる駅。
夕景だとさらに壮大&ノスタルジックな景色が広がります。
駅には大勢人がいましたが、乗って帰られる観光客も多いです。
駅の前の駐車場がいっぱいなら、道を先に進んだ坂の上にも駐車場あり。
近くには、海へ続く線路もあるので時間があれば探してみてください。遅くても、12:30までには下灘駅を出発。ここから次に目指すのは、内子町。海に向かうような道も走りつつ、約40分間ドライブスタート!
出発が早いほど、四国カルストへの到着も早まります。先を急ぐなら四国カルスト一直線でもいいでしょう。
空の青さが引き立つ夕やけこやけラインを南下しつつ、大洲と書かれている信号を左折。大洲〜内子は高速もありますが、下道とほぼ差なし。
運が良ければ、アンパンマン列車が見られるかもしれませんね!
内子散策
13:15 町並駐車場に車を停めて、内子座を目指して出発。
こじんまりとしているので、歩いて回れます。
町並駐車場を出てすぐ、隣の『高昌寺』にこちらの『涅槃仏』。長さ10m・高さ3m・重さ200tだとか。かなり大きく、インパクトあり!
懐かしさを感じるレトロな町並み。
もともと木蝋で栄えた町。江戸時代から続く和蝋燭屋さんもあります。
坂を下って道路と交差したら、この看板。(北向き)
右に歩いて細い道を歩けば、アサヒビール創業者の生家『高橋邸』。町に電話すれば宿泊可。火器は使えませんが、広々としてくつろげる素敵なお屋敷なのです。(一日一組10人まで)
先ほどの看板に戻って反対側へ歩けば、
やがて『内子座』に到着。残念ながら24/9月〜4年間改装中。ですが、とても風情のある建物。
遅くても、15:30までには内子町を出て、鬼北町を目指します。山間を通り抜け、片側一車線の信号少なめルート。
約45分くらいで着く、『道の駅 日吉夢産地』でトイレ休憩。大きな鬼の親子像はインパクト大で外せませんでした。
ここから国道197を東へ。高知県梼原町『雲の上の図書館』まで20分足らずで到着。
雲の上の図書館
本や建築に興味があるなら『雲の上の図書館』でひと休憩してもいいでしょう。
もし、この時間帯(16:30頃)からじっくり観光するなら、もとの出発時間を早めるなど、手前で行程を調整する必要が出てきます。
薄暗い時間に山道を上るのは、対向車が目視しにくい場合があるため、個人的におすすめではありません。
ここから四国カルストを目指す場合、ルートとしては私ならこの二択。どちらも『星ふるヴィレッジTENGU』前に着きます。
・国道440→県道303
距離&時間(約35分)も大差なし。ただし、運転で疲れていたり、日没が早い季節は東津野城川線を選んだ方が安全。
17:00〜17:30 『星ふるヴィレッジTENGU』または『姫鶴荘』到着。
この時間に到着できれば、宿泊者向けのプラネタリウム(17時・18時)も間に合うはず。
もし、『星ふるヴィレッジ』や『姫鶴荘』で宿泊が取れない場合、『雲の上の図書館』近くにもホテルがあります。
日中の『雲の上の図書館』は、観光される方が多め。夜の図書館は静かで落ち着きますよ。『雲の上の温泉』でのんびり露天風呂に浸かり、旅の疲れを癒すのもいいでしょう。
梼原町で宿泊したなら、翌朝、四国カルストへ出発。姫鶴平や天狗高原を散策したあと、帰路に着くのもありだと思います。
2日目
四国カルスト泊した場合。
今回、二日目は王道以外考えられませんでした。土産物は、旅の最後。まず、自分の旅を満喫しましょう!
松山城
四国カルストを出たら、目指すはここ『松山城』。四国カルストから約2時間で到着、おそらく昼前。行列に並びたくない場合、どこかで食事を済ませておくといいかも。
駐車場に車を停めて、ロープウェイ乗り場を目指します。
ロープウェイ商店街には、飲食店や土産物もたくさん。ランチにご当地「鯛めし」はいかがでしょうか?
ランチを済ませたら、晴天なら頂上までリフトで約3分。ロープウェイだと約6分。短いものの、アトラクション感気分を味わえますよ。
降り場から山頂までは徒歩10分。
城内はなかなか広いうえ、来場者が楽しめる工夫が満載。
それは、入ってのお楽しみ!
「ここから石?」とか「ここからヤリ?」など、当時を妄想。天守からの展望もよく、塀の造り含めて城全体見応えあり!
道後温泉
次に目指すのは、やはり王道『道後温泉』。ロープウェイ付近からだと車で約7分。
週末&連休は想像以上の混雑ぶりで待ち時間必須。温泉を出たころには、灯りがともる夕方でした。
『道後温泉』すぐ右側、上っていく駐車場に停めると1時間無料。
駐車場の北隅には、『道後温泉本館』が見える場所に『空の散歩道(足湯)』があります。
夕景の温泉街。雰囲気がより一層引き立ち、これを見ると泊まりたくなります。
温泉待ちの長さによって、先にハイカラ通りで土産物などを見て回るといいですね。
みかんジュースを飲み比べしたり、
足湯をしてみたり、
坊ちゃん列車を眺めているうちに、道後で一泊したくなります!
もし、日程的にまだ余裕があれば、浴衣を着て歩いて道後泊。翌日、しまなみ観光もいいでしょう。
まとめ:行きたいところ満載
愛媛経由、四国カルスト一泊週末プラン。限られた時間でも「愛媛に来てよかった」と思えるプランを考えてみました。
時間や行程を変えて、自由にお楽しみいただければと思います。
愛媛が気に入ったなら、次はぜひ道後公園の桜がライトアップされる季節に。ほかにも行ってみたい観光地を見つけて、また四国にお越しください。
「四国カルストに行ってみたーい!」、そんな方の参考になれば幸いです。