災害はいつおきるかわかりません。
突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
南海トラフ地震臨時情報が発令されたとき。豪雨など、自然災害が身近に迫ってくるのを感じるとき。
なにげなくやっていることがあるのに、今さら気づきました。
キャンプ用の持ちものリストなどは作成済み。なぜ、面倒くさがりの私が、今までやってなかったのか?
・明るいうちに入浴
・家の周辺を掃除
・防災リュックを点検
・家族と連絡方法を再確認
これらはふだんから意識的にやっていること。でも、いつも以上に気をつけてやっていることが、ほかにもありました。
今回は、自分への備忘録として洗いだし、リスト化に挑戦してみます!
氷
猛暑続きで、スーパーで持ち帰り用の氷がないことが何回かありました。
自宅に氷、ありますか?わが家の場合、家族分の水筒に入れるため、毎日補充が必要。
停電に備えて、冷蔵庫や冷凍庫の食材が腐りにくいよう、製氷用の水を補充。車で避難する際、氷があればクーラーを持ち出しても活用可能。
また、飲めるだけでなく、食べ物を温めるときにも使えるのは水。ペットボトルもフルに使い、水が出るうちに凍らせるのが一番! 冷凍庫にまだ余裕があれば、
・あるだけの保冷剤を凍らす
・アイス枕を凍らす
電力が落ちて暑かったり、発熱した場合。貴重な水を使わずに身体を冷やすことができますね。
ご飯
先日、地震があったとき。無意識に炊けるだけのご飯を炊いていました。
ふだんから余分に炊き、残った分は食べやすいおにぎりなどにして冷凍。でも、毎日食べる&弁当に使うため、気がついたら意外とない!
ラップで包んでおにぎりにしておけば、手が汚れていても食べやすい。火と水があれば、温めて食べることができます。
日常生活でもそうですが、「温かいものが食べられる」ってそれだけで安心しませんか?
わが家の場合、防災用としてアルファ米を備蓄中。冷凍ご飯があれば、それを食べるのを遅らせます。
たとえ数回分であっても、「家族が食べるご飯がある」と思えるだけで気持ちに余裕が生まれます。
おかず
時間に余裕があれば、おかずを多めに作っておきます。
また、災害時に食べられるように、おかずにもなる缶詰を備蓄中。「火を使わなくてもすぐ出せる食べものがある」と思えるのは、ホント心強い!
私が備蓄しているのは、長期保存用おかず缶・スーパーにある缶詰。
保存期間が長い&ふだんでも食べられるため、安くなっているときに少しずつ買いだめ。
フルーツ缶(パウチタイプも)も同様。ヨーグルトに入れることも多いので、気がついたら「ない!」ってことも。
なので、フルーツ缶ばかりでなく、ドライフルーツなどもヨーグルトやおやつ用として購入。
弁当にも入れるため、日持ちする常備副菜が早めになくなりがち。もう少し多めに「副菜を作っておくクセ」をつけようと思いました。
充電
次、ポータブル電源&モバイルバッテリーの充電を確認。充電源として使えるものがあれば総点検。
ポータブル電源は高額。でも、私の場合、買ってよかった防災用品のひとつですね。
さらに、毎日使っているソーラーランタンの置き場所も確認。電池を必要としないだけでなく、面倒くさがりの私には本当に便利。
起きたら、日光に当たる場所にポンっと置くだけ!たまに忘れることもあるため、これも自分のリストに載せようと思います。
私はこのソーラーランラン(SサイズとMサイズ)を使っています。
大事なものを移動
貴重品や濡れて困るものは、高くて安全な場所へ移動。
そういえば、「南海トラフ地震臨時情報」以来、高い場所にあるかも?そのたびに取りに行くのも、実は結構面倒くさいのですが。
・災害が近づくたびに移動が面倒
災害を気にして、いつも気持ちがざわざわするより、
大事なものはここ!
私の場合、腹をくくって決めておくのが一番いいかも?また、大人と子供でも大事なものが違うため、各自で管理するようになりました。
まとめ:リスト化のメリット
書き出してみれば、やっているのはごく当たり前のこと。
すでにリスト化されている方も多いかもしれませんね。試行錯誤しがちな私の場合、「風呂の水を溜める」など追加は必須。
リスト化しておけば、
・抜かりが減る
・今後への対策
災害対策は、ひとりでするものではありません。家族だれもがわかるようにし、「ここが足りなかった」と思ったら今後の振り返りにつながります。
しかも、外出時。
「リスト見てやっておいてね」と家族にも頼めます。みなさんも、災害を意識してやっていることってありませんか?
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。